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2019 08/27

広島・フランスア再昇格。独走巨人を止められるか?

ここへきて一軍、二軍の選手の行き来が激しくなってきた。特に投手に目を移せば、野手以上に選手の出入りが目立つ。今月だけに絞っても床田寛樹、アドゥワ誠、一岡竜司ら7投手が出場選手登録を抹消された。再びセ・リーグのチーム防御率1位の座から陥落したことからも分かるように、投手陣再建のメドがなかなか立たない状況とも言える。




そんな苦しい台所事情のなか、田中、レグナルトの抹消に伴いフランスアの一軍昇格が決まった。わずか10日での再登録だけに未知数な部分もあるが、終盤戦を戦う上で欠かせないピースであることは間違いない。

「昨季よりもっと良い仕事をしたいと思っています。チームから求められれば昨季の1カ月18試合というペースを上回る登板でも構いません」

この月間18試合登板という数字は、昨季8月にフランスア自身が叩き出したプロ野球記録に並ぶ登板数だ。そこに防御率0.51という驚異的な数値を加味することで月間MVPも獲得。勝負の夏場の活躍は、リーグ3連覇の原動力となった。

今季、抑えに回り打ち込まれるシーンも目立ったが、昨季と同様に奪三振率は決して悪くはない。リリーフ投手にとって三振が取れるのは大きな武器。元々が先発投手のため「球数を抑えて打者を打ち取る」ことを意識していたというが、リリーフを経験するなかで投球スタイルにも変化が見られている。

「これまでと違って2ストライクになってからは、自然と三振を狙う気持ちが出てきます。終盤の緊迫した場面では、三振を取らなければいけない部分が少なからずあります」

試合終盤を投げることになるリリーフ陣は当面、中崎翔太、菊池保則、遠藤淳志、フランスアあたりが軸となると思われるが、各投手の状態を考えると起用法は流動的になることも予想される。はたして勝ち試合の『8回』セットアッパー、そして抑えとしてコールされるのは誰になるのか。フランスアが昨季のようにフル回転するような状況になれば、独走する首位・巨人に一太刀を入れることも可能になるだろう。


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