2019
07/06
土

ソフトバンク―広島20回戦(ソフトバンク10勝9敗1分け、17時00分、タマホームスタジアム筑後)
広島012000670―16
ソフト100232003―11
(広)ケムナ、戸田、平岡、矢崎、岡田、ヘルウェグ―中村奨
(ソ)中田、渡辺健、岡本健、古谷、奥村、川原、田浦―九鬼、市川
▽勝平岡21試合1勝1敗
▽敗岡本健19試合1勝1敗1S
▽本塁打林5号(1)(中田)=2回、美間2号(2)(戸田)=5回、小園6号(4)(岡本 健)=7回、正随2号(3)(川原)=8回

筑後の夜空に、安打を面白いように重ねた。今季最多となる16安打16得点を奪う猛攻 で、最大5点のビハインドをひっくり返す逆転勝ちを演じた。
打線に火を付けたのは小園だった。七回、三好の移籍後初安打となる適時打で、4― 8とした直後の1死満塁。打った瞬間に本塁打と分かる打球は、ソフトバンクファンの 悲鳴とともに右翼席へ飛び込んだ。これで2軍降格後の全5試合で安打を記録。「1日 1安打をノルマにしてやっている。これを続けたい」と、足取り軽く帰りのバスに乗り 込んだ。
若手野手の活躍も目立った。2年目の中村奨は三回、今季初安打となる二塁打を放つ と、勢いに乗って3安打の猛打賞。小園以外のルーキーも林が二回に左越えソロ、正随 が八回に左中間に3ランを放つなど気をはいた。
投手陣では、先発ケムナが6四球と制球に苦しみ、4回3失点で降板。前回登板の中日戦(6月21日・ナゴヤ)で完封した勢いをつなげられなかった。(貞末恭之)
水本監督の話 この2日間、貴重なナイターの経験ができている中で、若手を中心にバットがよく振れている。小園は少しずつだけどよくなっている。ケムナは6四球か。 技術が足りないのか、心の問題なのか、もったいない。(1回無失点の)岡田は持って いるものからすれば、三者凡退は当然だけど、着実に階段を上がっているね。
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AFTER「広島・広島、投打かみ合わず=プロ野球」
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